ITパスポート資格習得に向けた過去問の解説と合格に向けた勉強方法 〜学習編〜

サラリーマンがITパスポート取得に向けてのノウハウは記事にしていきます。

ITパスポート試験はどんな問題が出るのか?

ITパスポートの試験は以下3つのカテゴリから出題されます。
詳しい問題内容に関しては過去問道場がおすすめです。

ストラテジ系:経営全般に関する考え方など

企業の経営管理、法務、システム戦略などから出題されます。
社会人の方が有利なカテゴリであり、ある程度勉強されている方であれば
充分合格点が取れるカテゴリです。

■問題例
企業の活動のうち,コンプライアンスの推進活動に関係するものはどれか。

ア、営業担当者が保有している営業ノウハウ,顧客情報及び商談情報を営業部門で共有し,営業活動の生産性向上を図る仕組みを整備する。

イ、顧客情報や購買履歴を顧客と接する全ての部門で共有し,顧客満足度向上を図る仕組みを整備する。

ウ、スケジュール,書類,伝言及び会議室予約状況を,部門やプロジェクトなどのグループで共有し,コミュニケーションロスを防止する。

エ、法令遵守を目指した企業倫理に基づく行動規範や行動マニュアルを制定し,社員に浸透させるための倫理教育を実施する。

正解はエです。
選択内容の文章で法令遵守という記載があるので、ある程度知識がある方であれば選択できたのではないでしょうか?

マネジメント系:IT管理に関する考え方など

開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなどから主題がされており
マネジメントに関する知識が求められる内容です。
こちらに関しても社会人が有利な内容であり、特に部下を持ち日々マネジメントを実践されている
方にとっては比較的に解きやすい問題が多いです。

■問題例
受託しているシステム開発プロジェクトの期間が半分を経過した時点で,委託元から開発中のシステムへの機能追加の依頼があった。プロジェクトマネージャの行動として,最も適切なものはどれか。

ア、依頼を受け入れ,予算や要員を確保する。

イ、期間の半分を経過した時点での変更は一般的に受け入れられないことを理由に,依頼を断る。

ウ、コストやスケジュールなどへの影響を勘案し,変更管理の手順に従う。

エ、プロジェクトスコープだけに影響するので,速やかにスコープのベースラインを更新する。

正解はウです。
その他選択肢に関しては、プロジェクトマネージャーの一存で判断をされています。
よって以前から定められている手順に従って対応を行うウが正解になります。

テクノロジ系:IT技術に関する考え方など

基礎理論、コンピュータシステム、技術要素、セキュリティなどから出題されます。
当然ながらITパスポートはこのテクノロジ系から数多くの問題が出題されている為
ここを中心に勉強すれば合格率は上がります。


■問題例
情報セキュリティにおいて,可用性が損なわれる事象はどれか。

ア、機密情報のコピーが格納されたUSBメモリが盗難にあった。

イ、顧客情報管理システムの顧客情報が誤った内容のまま運用されていた。

ウ、社内のサーバに不正侵入されて,社外秘の情報が漏えいした。

エ、取引先との電子決済システムがDoS攻撃を受け,処理ができなくなった。

正解はエです。
こちらは情報セキュリティの3要素である
機密性、可用性、完全性の理解が必要になってきます。
今後は私も勉強しつつ、これらの問題内容を解説していきます。

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